【頭痛・めまい・倦怠感】天気痛を解消する方法

ここ数年、年齢を問わず雨の日の前後に不調がでてくる「天気痛」に悩まされている人が増えましたね。

台風前、雨の前、梅雨の前ぐらいから頭がズキズキ、倦怠感、めまいなど人によって症状は様々ですが、これから梅雨の季節に突入し調子が悪い日が続くのは困ったものです。
そこで今回は天気痛を解消する栄養素、・セルフケアををご紹介していきます。

天気痛がおこる原因

 

天気痛は内耳のセンサーが過剰に反応し、その情報が脳に伝わって自律神経のバランスを乱し様々な不調を起こすといわれています。

簡単にいうと天気痛は気圧の変化などによる自律神経の乱れから引き起こされ、裏を返せば自律神経が乱れなければ症状はでません。

また、自律神経は特に背骨の周辺から命令を下されているので、姿勢が悪い人も自律神経のコントロールが下手になり天気痛を感じることがあります。

 

天気痛の不調を解消する栄養素

低気圧による不調は食事や栄養だけが原因ではありませんが、栄養不足が原因で低気圧の影響を受けやすくなっている人も多いです。
では、なぜ低気圧の影響を受けやすくなるかというと神経と筋肉のバランスを整える栄養素が不足しているからです。

 

【マグネシウム】

グネシウムは筋肉の興奮を鎮め筋肉をリラックスさせる効果があり自律神経の調節に不可欠なのが栄養素です。

不足すると不足すると頭痛やだるさ、イライラ、集中力の低下などに繋がります。

◎マグネシウムを摂取できる食材◎
あおさ、わかめ、豆腐、納豆、アーモンド、発芽玄米、黒米、ブロッコリー、小松菜など

※マグネシウムはビタミンB6と一緒に摂ることで吸収しやすくなります。

◆マグネシウムは食べ物だけではなく、皮膚からの吸収率も高いので、バスソルトの活用なども◎

 

【鉄】

もう一つ大切なのは、鉄です。鉄は全身に酸素を運ぶ役割があり不足すると脳や体に十分は酸素が運ばれられなくなるので不調を感じやすくなります。

頭痛やめまい、集中力の低下などが起こるので低気圧の不調に似ています。生理のある女性はかくれ貧血の影響で低気圧に不調がでている場合もあります。

◎吸収しやすいヘム鉄がおすすめ
レバー、赤みの肉、カツオ、ぶり、さば、あさり、しめじ、ホタテなど

※鉄はビタミンCや酸を含む食材と一緒に摂ると吸収率がアップ

 

天気痛を解消するセルフケア

 

セルフケアを行うタイミングは予兆を感じた時、もしくは天気がくずれる前にやって頂くことが基本になります。痛みがでてから行っても効果がわかりにくくなります。

 

【くるくる耳マッサージ】

耳を引っ張たり回したりするだけの簡単な耳マッサージ。内耳の血流をアップして「頭痛・めまい・耳鳴り」の予防に。

 

【耳温熱】

ホットタオルやホット専用のペットボトルに100mlの水と熱湯200mlを入れて作る”ペットボトル温灸”などで耳を温める方法。温める箇所のポイントは「完骨（かんこつ）」という耳の後ろのツボに必ず当てるようにしてください。完骨は首から頭の血行を良くするツボで、頭痛やめまいの改善に役立つとされています。

 

【耳後ろのツボ刺激】

自律神経の乱れからくる頭痛やめまいになどに効くツボです。乳様突起という出っぱった骨の近くにあり、乳様突起の上のくぼみあたりにあるのが「頭きょう陰」、乳様突起の指1本分下にあるのが「完骨」、耳たぶのつけ根あたりのくぼみにあるのが「翳風（えいふう）」です。
やり方は左右の人差し指で軽く押す。

 

全部やるのは面倒という方は、どれか１つからでも始めてください。

 

まとめ

天気痛の解消に必要な栄養やセルフケアをご紹介させて頂きましたが、日頃から自律神経が乱れるような生活を送っていると天気痛はなかなか改善しません。
甘い物を摂りすぎていたり、深夜まで携帯を見たり、夜遅くに食事をしたりと生活習慣が乱れている方は睡眠・運動・規則正しい生活ができているかも見直すようにしてください。
 
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